その他 健康

突然、めまいの病気になった話 ①

持病のめまいの病気になった話、今それにどうやって向き合っているのかについてを数回に分けて。


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2012年4月某日。日曜日の昼下がり。
暇で暇で仕方がないので、『失楽園』を見ようと準備していました(Huluで)。

異変に気づいたのは、映画が始まってすぐ。
当時はひとり暮らしだったので、それまで誰とも話をしていなく気付かなかったのですが、映画が始まると、すべての音がまるでロボットが話しているような機械音に聞こえました。

これはおかしいと、(当時交際中だった)夫にメールしたところ、「耳の不調は大事に発展することもあるから、もし本当に異変を感じたらすぐ救急車を呼んで」と。
さすがにそれは…! と思い、とにかく一晩待ってみることにしました。
翌朝、やっぱり機械音のまま。

そこで、近所の総合病院へ向かいました。
(余談ですが、慌てて家から出てきたせいか、順番を待っているとき看護婦さんに、『ちょっとお姉さん!背中にハンガーついてるわよ!』とつっこまれました。何事かと思い背中に手をやると、なんとコートにハンガーがひっかかっていたのです。この謎すぎる格好のままトコトコ病院へ来たのかと思うと…w)

聴力検査、眼振検査などいろいろ行った結果、右耳の難聴と目の震えから『メニエール病の疑い』と診断されました。
はじめて聞いた名前。なんじゃそりゃとピンと来ないまま会社へ。
(私にとってはあまりに馴染みのない病名だったので、なんて病気だったの? と質問されたとき、『えっと…エマニエル病というものらしいです』と大真面目に答えてしまったくらい。すぐに、それはないでしょ! と突っ込まれましたが…)

それから2日は耳の不調だけだったのですが、3日目に突然、立ち上がれないほどのひどいめまいに襲われました。
学生時代飲み過ぎた翌朝、「わ…天井が回っている」という感覚に陥ったことが何回かあるのですが、まさにそんな感じ。
それから1週間は外出することもできず、夫が毎日持ってきてくれるお弁当や食材だけを頼りに日々を送っていました。

ちょうどこの頃は、社会人人生中最も多忙で、心底焦りまくった時期が突然終わり、余裕ができたあたり。
私の予想では、張り詰めていた糸がぷつっと切れてしまい、その差で病気になったのではないかと。
そして1ヶ月の休職期間中に会社を辞めることを決め、フリーランスになりました。

それからはずっと、体調的には決して良いとはいえない日々を送りました。
体があらゆるものを受け付けなくなってしまい、特にお酒、お肉、コーヒーが苦手になりました。
口に入れると吐いてしまうことが続いたのです。(今はすっかり大丈夫になりましたが)
加えて、免疫力ガタ落ちにより、急性胃腸炎になったり、謎の頭痛に悩まされたり。
何度病院にお世話になったかわかりません。

そうこうして、一年ほどたったある日(2013年7月下旬)。
夫が海外出張に行ってしまったので、私も気分転換にと、父の生まれ故郷である高知県へ。
(この時両親は、高知市内にマンションを借り、時々そちらで生活をしていました)

1時間半のフライトを終え、父母とともに食事した後帰宅。
そのまま眠りについたのですが、夜中水を飲もうと目をさますと、自力で体を持ちあげられないことに気づきました。
体を起こすと力が入らず、崩れ落ちてしまうのです。
でもその時は、午前3時。半分寝ぼけていたし、飛行機の疲れだろうと気にせず再び眠り、朝になると…

本格的に体が動かない。
1cm頭を動かすだけで、まるで頭の中に砂嵐が走り、脳みそがぐにゃぐにゃになったよう。
その直後にやってくる、ものすごい気持ち悪さと吐き気。あまりの辛さに号泣。

これはダメだと隣の部屋で寝ている母に、携帯で電話をし、助けを求めました。
自力で立ち上がることはできないので、母に体を持ち上げてもらうのですが、頭を動かすと再びひどいめまい、吐き気。

なんとかリビングまで移動するも、吐き気がとまらず、ひたすらビニール袋片手に吐きつづけました。
しばらく様子を見るも、いっこうに状況は変わらず。

午後になっても変わらないので、母が病院を探してくれ、まずは近所の耳鼻科へ。
しかしこれも大変。1cmでも頭を動かすと強い吐き気にもよおされるということは、歩くのは至難の業。
一歩進むごとにビニール袋に吐き…と、わずか数メートルの廊下を通り家から出るのだけでも、十分以上はかかったでしょうか。
そのままタクシーに乗り込み病院へ行くも、小さな病院では対処できないと総合病院に行くことになりました。

病院につくと車いすにのせられ、急いで診察室へ。
この時も車いすの振動が頭に響き、ビニール袋に吐き続けていました。

診断の結果、メニエール病であれば必ず聴力の低下がセットになるものの、今回はそれが見られず、右目だけが「右側に流れている」状態。
つまり、この時のめまいはメニエール病によるものではなく、「めまい症」というのが先生の診断でした。
そしてそのまま緊急入院。

4-5日ほど入院した後、無事退院となりました。

正直この時、どうしてここまで大きなめまいを引き起こしたのか、先生もよくわからないと言っていました。
飛行機が起因したか、強いストレスによるものか。

とにかくこれを引き金に、私は再び強いめまいを引き起こす日々へと入っていくのです。
続きは、次回にて。


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