仕事

フリーライター3年目になりました!

今年6月でフリーライターになり、3年目になりました!
引っ越しでバタバタしており、振り返る余裕がなかったので、ここらで少し…


SPONSORED

私がフリーランスに転身したのは、2012年6月。
新聞記者、ITベンチャーを経て26歳の時に独立しました。

30歳までに独立しようと考えていたものの、26歳は想定外。
病気に伴う突然の退職だったので、このジャンルのライターになろう!と決めている余裕はなく、完全に見切り発車でした。

そのため1年目は、どんな仕事でも相談をいただければありがたいと、全てお引き受けしていました。
以下、1年目の時に手がけた主な仕事と、フリーライター生活を送る上で気づいた反省点です。

■1年目の仕事内容
・ウェブメディア掲載用記事(インタビュー、書評など。IT・EC関連中心)
・企業ウェブサイト用ライティング
・調査報告書用ライティング

なかでも、現在各方面から注目を集めている「弁護士ドットコム トピックス」の初期メンバーとして、執筆業に関わらせていただいたことは、とても良い経験になりました。

メディアが、急激に大きくなっている最中を経験できたことはもちろん、弁護士ドットコムで書いた記事の中、何本かヤフトピに載ったことが、駆け出しの身には大変励みになったからです。
(例えばこれとか。『筆者は27歳の女性だ。』という書き出しに、あれやこれやネット上で書かれたことも良い思い出です笑)

■収入
正直相当厳しかったです。
月収にして、平均10〜20万円ほど。
ここに家賃、通院代、携帯代、タクシー代などの諸経費がかかってくるため、利益はほとんど出ていないどころか、赤字。

税金や年金を払っている余裕はないので、年間契約料や、調査報告書・企業ウェブサイト用の
ライティングなどで、まとまったお金が入ってきた時に、一括して払っていました。
大きな額を貯金することはできず、「毎晩お財布を開けて、中にある小銭を全額貯金する!」 をルールにしていました。

■反省点
1年目は、どんな仕事でも引き受ける! と決めたことで、実際いろいろなジャンルのライティング案件に関わりましたが、これは失敗でした。
一口にライティングと言っても、できること、できないことはハッキリ分かれます。

「できない仕事」に時間を取られて、「本当にできる仕事」に時間が割けない。
その結果、全体の仕事の質もスピードも落ち、収入が増えないという悪循環が生まれました。

■2年目の仕事内容
・ウェブメディア掲載用インタビュー記事(IT・EC関連+ライフスタイル・人物・ワークスタイルなど←NEW!
・ゴーストライター(ウェブメディア、紙媒体向け)
・自身の書籍執筆(『20代からの独立論』

1年目の反省を活かし、決めたルールはひとつ。
「本当にできる仕事しか引き受けない」。事業で言うところの「選択と集中」というやつです。
どんなに魅力的な仕事でも、「勉強しても絶対書けない!」と判断したことは断固として受けないと決めました。

初めはそんなことして大丈夫だろうか…と不安になりましたが、「できること」だけに絞っていると、仕事が楽しくなるし、徐々に相談を受ける件数も増えていきます。
得意分野だからスムーズに進行するし、クライアントからも評価いただきやすいので、当然のことかもしれません。

新しい仕事も増え、2年目からは一つの成功法則が見えてきました。
それは、自分がゴーストライターに向いていると分かったこと。

フリーで活動しているライターの多くは、自分の名前で記事を書きたいと考えているでしょう。
もちろん私もそういう願望はありますが、同時に、素晴らしいプロフェッショナルから話を聞き、その人になりきって文章を書く ゴーストライターという仕事にも魅力を感じています。

もともと「自分がすごいと思った人の話を、一人でも多くの人に届けたい」と思ってライターになったので、ビジネスノウハウや劇的な人生を聞き、それを文章にしていくことは楽しくて仕方がない!

少し前に、ゴーストライターにまつわる色々な騒動がありましたが…

執筆という分野においては、書くことが得意な人、話すことが得意な人、書くことを本業にしている人、忙しくて書いている余裕がない人がいるんだったら、適した人材がそれぞれの役割を果たせばいいんじゃないか、というのが私の考えです。

ゴーストライターは単価が高いのも魅力です。ゴーストライターに限らず、他にも単価の高い仕事をどんどん受けられるようになったこともあり、2年目の年収は、ようやく会社員時代を超えました。

■さて3年目…
NY生活にも慣れ少しずつ仕事を再開しているので、改めて3年目はどんな仕事をしていこうと、紙に書き出しているところなのですが、新たなチャレンジ含めこの2つに力を入れていこうと思います。

(1)得意×好き×お金になる
・独自取材(IT・EC、人物、ワークスタイル、ライフスタイル)
・ゴーストライター(ウェブメディア、紙媒体向け)

(2)興味×チャレンジ
・翻訳(英語→日本語)
・恋愛系

(1)は、これまでの仕事を続けるイメージ。
(2)は、新たなチャレンジ。

特に「恋愛」は、これまで避けてきたのですが…
17歳離れた夫と結婚した今だからこそ色々語れることもあると思うので、
興味のあるメディアさんがいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお声がけください(笑)

私の独立までの経緯、独立後どうやって生計をたてていったのかについては、自身の書籍にても詳しく書いています。
ご興味ある方は、ぜひこちらをご一読ください!!

20代からの独立論『前編』(⇦私の『独立論』は、こちらに収録しています)
20代からの独立論『後編』

 


SPONSORED

(Visited 337 times, 1 visits today)

You may like

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください