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双子を妊娠するまで

この度、双子を授かることができました。
出産予定日は、2015年12月を予定していますが、医師によると、双子は予定日より早まることも多いそうなので、実際には、10月〜12月のあたりになると思います。

多嚢胞性卵巣症候群、子宮頸部高度異形成と診断される

私は、「多嚢胞性卵巣症候群」と呼ばれる排卵障害を持っていたので、ニューヨークに来てから、不妊治療を行っていました。

多嚢胞性卵巣症候群とは、簡単に言うと、以下のような状態が起こることを言います。

多嚢胞性卵巣症候群とは卵胞が卵巣の中にたくさんでき、ある程度の大きさにはなるのですが、排卵がおこりにくくなる病態です。

詳しくは、こちらのサイトが参考になりそうなので、興味ある方は読んでみてください。

私が初めて多嚢胞性卵巣症候群と診断されたのは、2012年の夏頃でした。
その時、広尾近くでひとり暮らしをしていたのですが、おりものの状態が気になり、たまたま土曜日にやっている産婦人科はないかと探し、近所のウィメンズクリニック南麻布を訪れたことが始まりです。

実はここの清水先生という方は有名な婦人科医だったようで、いつも予約をとっても、2〜3時間待ちは当たり前というような病院でした。

初めて先生の診察を受け、先生は私に2つ気になることがあると指摘をしてくれました。

一つは、多嚢胞性卵巣症候群。「生理不順じゃない?」 と突っ込まれ 気づいたのですが、確かに私はものすごく生理不順で、初潮を迎えた後は、次の生理が来るまで1年半かかりました。

さすがに1年半来なかったのはその1回限りですが、 その後も、だいたい90日〜それ以上の周期で来ることが普通でした。母も妊娠するまで生理不順だったと聞いていたので、特別それがおかしいことだとは思わず、先生に指摘されてビックリ。
妊娠を希望するまでは低容量ピルを使い、生理周期を整えることが多いようで、私もしばらくはそうしていました。

もうひとつは、「子宮頸部異形成」。こちらは将来的に癌になる可能性を秘めた病変ですが、癌ではありません。大半は免疫力によって自然治癒していくそうですが、「高度異形成」で、高リスク型ヒトパピローマウイルスに感染している場合、子宮頸がんへ進行してしまうこともあるそうです。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

私は先生の内診で、「子宮頸部高度異形成」を疑われ、「組織診」と呼ばれる細かい検査をすることになりました。

それまで毎年会社の健康診断を受け、特に問題はないと言われてきたので、これには驚き。先生によると、会社の健康診断で行われるのは、「細胞診」と呼ばれる別の検査のようで、もう一歩踏み込んだ「組織診」をしてみないと分からないこともあるそうです。 ちなみに組織診とは、異常部位が認められるところをハサミのようなもので切除するので、結構痛いです。

数日後に検査結果を聞くために再び病院を訪れると、残念ながら私は、「このまま放っておくと、いずれ子宮頸がんへと進行する可能性を秘めた状態」で、すぐに手術を薦められました。

予想外の展開にはなりましたが、先生は、「今で良かった。もう少し気づくのが遅れていたら、大変なことになっていたよ」と言って下さり、素直にその言葉を受け止め、手術を受けることにしました。先生は連日のように、子宮頸部高度異形成の患者の手術をしているようで、私が予約できたのは、結果が分かってから2カ月後のことでした。そして無事手術は終了。手術自体は日帰りでできる簡単なものでした。

残念ながら現在再発をし、今、軽度異形成という診断のため、ニューヨークに来てから定期的に検診を受けている状態ですが、このまま進行しなければ大きな問題はないだろうとのことです。

排卵誘発剤により卵巣嚢腫を引き起こしたため不妊治療を開始

さて話を戻すと、妊娠を希望する以上、低容量ピルを飲み続けていては妊娠することはできません。
私は結婚したこともあり、妊娠を希望していましたが、ニューヨークに来てからかかっているお医者さんの元で、「自力での排卵は難しいだろう」と言われていたので、「いろいろな検診を受けた後、他に問題が見られなかったら、排卵誘発剤を使い様子を見ましょう」ということになりました。

主人、私ともに妊娠に必要なさまざまなテストを受け(中には、卵管造影検査というとても痛い検査も…!)、どれもクリアになったので、やはり問題は、「私の排卵がうまくできないことにある」という結果になりました。
そこで排卵誘発剤を使うことになったのですが、残念ながらこれは相性が悪く、卵巣がパンパンに腫れてしまいました。

先生によると、多嚢胞性卵巣症候群患者はまれに、排卵誘発剤を使うと、卵巣の腫れを引き起こすことがあるそうです。卵巣というのは通常、そら豆程度のサイズらしいのですが、その時私は10cm近くまで卵巣が腫れ上がっていました。

卵巣が腫れてしまうと、いわゆる風船が膨らんだ状態と近いので、激しい運動をしたり、身体をひねったりすると、卵巣がねじれてしまうこともあるそうです。こうなったら大変。卵巣の破裂に繋がることもあり、手術を必要とします。

幸い私の場合は、1〜2カ月の自然治癒で卵巣の腫れはひきました。

しかしこの状態を受け、先生からは、「もうこちらで出来ることはないので、不妊治療センターに行ってください」と言われてしまいました。

さすがにこれは悩みました。主人はすでに45歳なので、できたら早く子どもが欲しいと思っているものの、不妊治療を継続すると莫大な費用と時間がかかると聞いたことがあります。
調べていくと、ニューヨークは不妊治療に関する技術はとても進んでいるそうですが、一方で、日本で行うよりもはるかに高いお金がかかるとのこと。

主人と何度か話し合い、

・まずはセンターに話だけ聞きに行ってみる
・自分たちの問題は、私が抱えている排卵障害だけなので、治療を開始するにしても、まずは薬で対処できる範囲で頑張りたいと伝える

をゴールにし、二人で不妊治療センターに行ってみることにしました。

私たちが行ったのは、New Hope Fertility Center という不妊治療センター。病院からもらったいくつかの候補のうち、New Hopeが日本人患者からの評価も高そうだったので、ここを選びました。

New Hopeという名前も、素敵ですしね^^

センターの待合室は心地よいアロマの香りが充満し、カップケーキやデトックスウォーターなど、手軽につまめるものが用意され、初めてで緊張している私たちでも、とてもリラックスできる環境でした。

まずは個室で、医師、ナースから、そもそも何で不妊という状態が起こるのか、ここではどういう手順を踏んで不妊治療を行っていくのかなどの説明がされました。
話によると、まずは薬を使った治療から始め、それでも効果が見られない場合には、人工受精、体外受精など次のステップに進むとのこと。

これは私たちが希望していた通りなので、色々な書類にサインをし、すぐに治療を始めることに。
次のアクションを探るために内診を受け、そのまま帰宅しました。

タイミング法により男女の双子を妊娠!

New Hopeの良いところは、病院からの指示や、こちらから気になることがあった時に、いつでもメールでやり取りできることです。翌日、「この薬を処方しておいたのでかかりつけの薬局で受け取り、いついつから何日間飲み続けてください」という指示が来ました。

そのメールの通り、薬局に薬を取りに行き、決められた日時から服用することに。

薬を飲み終えたら、指定された日時に再度診察を受けにいきます。
そこで薬がうまく効いていることを確認。再びメールで、いついつに、旦那さんと関係を持ってくださいという具体的な指示がやって来ました。いわゆるタイミング法です。

そしてそれに従い、再び診察へ。この時点ではまだどうなっているのか分からず、何日かごとに血液検査と内診を繰り返し、順調に進んでいることが判明。薬だけに頼らず、多嚢胞性卵巣症候群の改善に効果があるとされている、糖質制限やルイボスティーなど、食生活の見直しも行い、私たちの妊活は進んでいきました。

何度目かの検診が終わると、ある日、New Hopeから留守電が。聞いてみると、「Congratulations!! 妊娠反応が認められました!!」という嬉しいメッセージが。

もちろん、すぐ主人に報告しました。その後、数回の血液検査を経て、妊娠反応が継続しているのを確認した後、いよいよ内診。内診までは子宮外妊娠だったらどうしよう…とか、色々な不安がよぎりましたが、内診の結果は、「問題なし! しかも双子ちゃん!!」とのこと。

これには驚きました。同時に、とっても嬉しくなりました。

それからしばらく、New Hopeで週1〜2回の検診が続きました。残念ながら私はまた薬が合わず、卵巣のう腫(卵巣が腫れてしまった状態)を引き起こしていたので、卵巣のねじれと破裂に気をつける日々。卵巣のう腫により、出血と腹痛も続きました。

何度かNew Hopeに通い大きな問題がなければ、いよいよ、「今日で卒業! あとはかかりつけの病院に行ってね」という判断になります。

そして再び、かかりつけの病院に戻りました。先生は、人工受精も体外受精もせず、しかも1回の薬の服用で見事妊娠できたことに驚いていましたが、とても喜んでくれました。

実はそれから安定期に入るまでは、ずっと出血(時には便器が真っ赤になるほど大量に出血することもありました)と腹痛が続き、なかなか状態が安定せず、不安な日々を繰り返していました。6月6日にニューヨークで結婚式を行ったのですが、前日にも結構多めの出血をしてしまい、さすがにこれは泣きました。

母は結婚式で興奮しているのよ! と言っていましたが、本当にそうだったのかもしれません。
無事結婚式が終わり、1週間もすると、ピタリと出血はおさまりました。

そして、5カ月に入った頃、性別が判明。私たちが望んだ通り、男女一人ずつが今私のお腹の中にいます。嬉しすぎる!!

私自身、父が51歳の時の子なので、頑張れば3人目も考えられるかもしれませんが、私の体質の問題もあるので、現実的には厳しいと思います。ですから一気に男女揃ってくれるなんて、なんて親孝行な子どもたち^^ と思わずニッコリ(笑)。

先週土曜日、無事5カ月の戌の日を迎えたので、主人が日本帰国時に行ってくれた安産祈願で持ち帰った帯を巻き、記念写真を撮りました。子猫のわらびも一緒に^^

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まだ油断はできませんが、安定期に入り状態も落ち着いたので、ホッとしているところです。
長くなりましたが、私の妊娠までの紆余曲折はこの辺で。

また何かお話できることが出てきたら、ブログでご報告したいと思います!

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