前回の記事から1カ月以上空きましたが、その間に、『出産』『子供たちのNICUでの治療開始』『母、義母の渡米および帰国』『私の退院』『息子(双子の弟)の死』『葬儀』『仕事復帰』『娘(双子の姉)の1カ月バースデー』『飼い猫の避妊手術』とめまぐるしい日々を送ってきました。
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切迫早産で緊急入院し、妊娠23週で出産。一人の子どもを亡くし、もう一人は今もNICU(新生児特定集中治療室)で治療を受けているという自分の経験を、活字にして残すべきなのか分からず、1カ月ブログを更新できずにいました。
けれど息子が亡くなり、私と主人、孫娘の身を心配してくれている父から、「紫都よ、どうなってもくじけるな」とメールをもらったことで、この過酷な状況に負けないために、そして子どもたちが小さな体で頑張っていること、頑張っていたことを一人でも多くの人に知ってもらいたく、記録を残すことを決めました。
またどれだけ役に立てるか分かりませんが、ニューヨークで同じような経験をし、日々不安を抱えているお母さんがいらっしゃるかもしれないので、情報不足で悩んでいる方に少しでも参考になれば…とも思っています。
これまでの記事で、私が双子を妊娠したこと、妊娠23週で子宮口が開き緊急入院になったこと などをお伝えしてきました。
その後、緊急入院から4日後(妊娠23週6日)の2015年8月13日朝、入院先のニューヨーク市内の総合病院で、570g&630gの超低出生体重児(超未熟児)を出産しました。 息子は残念ながら生後13日で亡くなってしまいましたが、570gで生まれた娘は今もNICUで懸命に闘っています。1カ月強で体重は1kgを超え、ごく少量ですが母乳も飲み始めました。
次のステップは、親が子どもを抱っこする「カンガルーケア」と呼ばれるプログラムに進むことですが、まだここに行くまでには時間がかかりそうです。
育児記録2回目は、緊急入院から出産に至るまでの話を書きたいと思います。
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