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【育児記録4】早産は防げなかったのか、考えてみる

妊娠23週6日での出産は、どう考えても早すぎます。

NICUには色々な赤ちゃんがいますが、うちと同じ体重500g、600g台で運ばれてくる子供は今のところ見たことがありません。


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もちろん全てのベッドを見て回ったわけではないので、もしかしたらいるのかもしれませんが、少なくとも今私の子供が寝ているベッドの近くに代わる代わるやってきては退院する赤ちゃんは、1,500g以上の子ばかりです。

私の身に起こった一連の出来事はよく分からないことも多いので、今回は、どうして早産になってしまったのか、早産は防げなかったのかを考えていきたいと思います。

まず、私の場合は双子を妊娠(多胎妊娠)していたので、双子だと判明した時から「ハイリスクである」ことは、かかりつけのドクターから言われ、分かっていました。

 そのため、妊娠初期に予定していた日本への一時帰国も、ドクターからは「帰っても構わない」と許可が降りましたが、色々なリスクを考慮しやめました。ちょうどその頃は、不妊治療で使用した排卵誘発剤の影響で、卵巣のう腫を起こしていたこともあり、飛行機の中で卵巣が破裂しては大変だとも考え、主人一人で日本に帰ってもらいました。

その他、妊娠中でも多少は良しとされているようなこと(運動、SEX、アルコールなど)は断ち、食生活も気をつけていた方だと思います。

吐き気だけでなく頭痛もひどいつわりだったので、カフェイン摂取はやめることができず(コーヒーを飲むと多少頭痛が軽減されます)、一日カフェラテ一杯を限度に飲んでいました。

安定期に入った後、知人に招待されたパリでの結婚式も、こちらもドクターから「行っても構わない」と言われましたが、早産になっては困ると諦め、主人一人で行ってもらいました。

自宅で過ごす時間を増やし、体を温かくし、疲れたらすぐ横になり、葉酸サプリを飲み、できることはやってきたつもりです。気になることがあればすぐ病院に電話し、急遽見てもらったことは、一度や二度ではありません。

卵巣のう腫、出血、腹痛など、トラブルは色々とありましたが、それでも妊娠22週の検診までは、私も子どもたちも、一度も大きな問題が見つかったことはありません。ドクターによると、感染症の疑いも見られなかったそうです。

それだけに自分が早産になってしまったという事実はあまりに悲しく、どうにかできなかったのかと今でももどかしさが残ります。

唯一気になることとして、子宮頸部異形成の円錐切除手術をしているので、それにより早産のリスクが高まった可能性はありますが、ドクターに手術歴のことも含め「私の早産の原因は何ですか?」と聞いたところ、「分からない」と言われてしまいました。

早産になる理由については、いまだに解明されていない部分も多いようです。

ただドクターからは、「双子が最大のリスクだった」と言われました。

それを言われてしまうと返す言葉がなくなってしまうのですが、将来妊娠した時のために、早産を防ぐ方法はないのかドクターに尋ねたら、「予め子宮の出口を縛っておく手術がある」と教えてくれました。これは、子宮頚管長が短くなっていると判明した時に挙がった話でもあります。

縛るのにも色々なリスクがあり、手術によって破水や流産につながることもあるそうです。

特に私の子宮頚管長が短くなっていると判明した妊娠22週では、ある程度お腹の中の双子が成長していたことから、リスクの方が大きく、手術しても成功確率は低いだろうと言われました。

ただいずれにしても、そういう選択肢があるなら、問題が起こってからではなく、妊娠初期に教えてほしかった、というのが本音です。リスクの大きな妊娠をしている中で、どうするか判断できる余地があるのとないのとでは、ずいぶん違います。

もちろん妊娠した以上は、自分で情報を集め、知識を得ていくことも必要だと思うので、私も可能な範囲で情報収集は続けてきました。けれど妊娠22週に入るまで、子どもたちの身には何ら問題はなかったので、その手術については特に調べておらず、ドクターから教えてもらうまでは詳しく知りませんでした。

私自身のこととはいえ、やはり妊娠に関してこちらは素人なので、ハイリスクだと分かっているのなら、もう少し色々話し合いたかった…。自分で調べられる情報には限界がありますし、何より命がかかっていることなので。

私のかかりつけのドクターは親切な方ですが、言葉が足りないところがあり、この件に関しても、最初はドクターを恨んでしまう気持ちもありました。

ドクターと子宮の出口を縛る手術の話をしたのが、ちょうど息子が亡くなって数日後の最初の検診(帝王切開をした人は、術後2週間、6週間で経過観察をします)で、少し気持ちがイラついていたこともあり、私の思いを伝えるべきか悩みました。

でも、ドクターを恨んでも息子が帰ってくるわけではないし、そんな風にケンカを売ることは息子も望んでいないだろうとぐっとこらえ、もし次回妊娠する機会があれば、早い内に検討しようと決めました。

早産になった人は、次の妊娠時にも早産になりやすいという話を聞いたことがあります。

私の場合、排卵障害(多嚢胞性卵巣症候群)を患っているため、次も確実に妊娠できるかは定かではありませんが、もしまた機会があるならば、手術をするべきか、主人とドクターとよく話し合い決めたいと思います。

私にとって妊娠は、とても怖いものという認識になってしまいました。でも、命をつなぐことが、亡くなった息子への供養にもなるかもしれないとも思うので、娘が退院し一段落したら、もう一人も考えてみようか、と主人と話しているところです。

昨日、子どもたちが生まれて50日になりました。こちらは娘の生後1カ月を祝して、主人とささやかなお祝いをしたときの写真。

猫のわらびも一緒に祝ってくれました。

 


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