結婚・子育て 育児記録

【育児記録10】生後3ヶ月を迎えます

11/13、娘の生後3カ月を迎えます。

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▲誕生日や体重など、記念ごとに保育器にステッカーを貼ってくれます


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生まれた時は、真夏だったのに、もうすっかり秋です。
今年のニューヨークは例年に比べ暖かいようで、会う人会う人、「今年は暖かいね」と言います。
出産予定日まで、後1カ月弱。なんとか今年中には退院できたら、と願うばかりです。前回のブログで書いた通り、未熟児網膜症の手術を受ける前から、不安定な状態が続きました。
よほど手術および前日の目の検査が辛かったのか、体内の酸素濃度は、 10分に1回程度の割合で「注意〜要注意」の数値まで下がり、娘の保育器の周りでは、常に緊張が走っていました。

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▲白丸で囲った数値が体内の酸素濃度。85を下回ると注意、80を切ると要注意になる。

酸素濃度が低くなるということは、つまり「体中に行き渡っている酸素量が減っている」ということです。
私たち人間は「酸素」を吸い体中に行き渡らせ、不要な「二酸化炭素」を吐くという行為により、生命を維持しています。

その大事な酸素が体内に欠如していることは、すなわち、生命の危機につながることもある、ということです。

手術前〜手術後まで人工呼吸器を一時的に、肺までチューブが入ったよりサポートの強いものに変えた(=酸素がダイレクトに肺まで届く)のですが、それを使っても酸素濃度は定期的に低くなってしまいました。

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▲手術前後で一時的に取り替えた呼吸器。この日は、7:3分けのサラリーマン風♡

お腹の中にいる間は、赤ちゃんは母体で生きる環境を整えてもらっているので、自分で呼吸する必要はありません。
しかし体内から出てきてしまった以上は、自分で呼吸する努力をしなくてはいけません。

これは、何の問題もなく呼吸している私のような健康体では、想像できないほど大変なことなのだと思います。娘は手術後、自力で呼吸をするのを定期的にやめてしまうほど、疲れきっていたようで、呼吸をしないため(酸素を取り込まないため)に、体内の酸素濃度はどんどん低くなっていきました。

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▲白丸で囲った部分は自力で呼吸していない(機械頼み)青丸で囲った部分は自力で呼吸できている。赤色に変化している部分が自力呼吸。

初めの2日は、人工呼吸器による酸素供給や呼吸補助は最低限にとどめ、様子を見ていましたが(※酸素を多く供給しすぎると目への負担が増えたり、呼吸の回数を機械が補助しすぎると、機械への依存度が高くなり自力で呼吸しなくなるために退院が遠ざかったりします)、あまりに数値が不安定なので、3日目に人工呼吸器の「1分あたりの呼吸数」をそれまでの2倍程度に増やしました。

これは、自力呼吸を感知しなかった場合、機械が強制的に呼吸させ、1分あたりの呼吸数を40回に到達させるというものです。
(※上記写真だと、下部の『40』となっている部分が2倍程度に増やした後の数値)

「今は相当疲れているので、少し機械任せにして、体力の回復を待つことにしましょう」。
ナースはそう言っていました。

あまりに何度も危ない状況に陥るので、見ている側は気が気じゃなく、夜中に病院から娘の危険を知らせる電話がかかってくる夢を見たほどだったので、この対応は有り難かったです。

酸素供給量と呼吸の補助回数を増やしたことで、数値上の体内の酸素濃度も、見た目的にもずいぶん落ち着きを取り戻し、ほっとしました。

手術から4日目の夜〜5日目の朝にかけて輸血し、体内の酸素濃度を万全にしてから、肺まで入ったチューブを抜き、人工呼吸器を元のものに戻しました。
(※輸血により体内の血液量を増やすと、酸素量も増えます)

※呼吸器の違いについては、こちらを参照ください。

チューブを入れっぱなしだと感染症にかかってしまう恐れがあり(※未熟児の場合、感染症は生命の危機に直結することがあります)、ドクターとしてはいち早く抜きたいと思っていたようですが、一方で抜いた後にまた体調が不安定になってしまうと、再びチューブを入れなくてはいけないので(※チューブの抜き差しを繰り返すのも、トラブルの元になります)、慎重に判断するため、チューブを抜く前に2回採血。

酸素濃度を測り問題がないと分かったところでチューブを抜き、手術前に着用していた鼻につけるタイプの人工呼吸器に戻しました。

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▲鼻につけるタイプの人工呼吸器。2カ月バースデーのプレゼント『トトロ』と、弟が見守ってくれています。

一応何かトラブルがあった時に備え、しばらくは、それまで使用していた肺まで入れるタイプの人工呼吸器を「スタンバイ」の状態にして隣に置いていましたが、幸い今のところこちらは使うことなく、数値も安定しています。

呼吸器を戻し、再び数値が下降気味になったらどうしよう…と、並々ならぬ不安があったので、呼吸器を変えても数値が安定しているようすを確認した時は、涙が出るほど安心しました。

その日は主人がテレビ会議で行けなかったので、病院を後に一人夜道を歩いていると、iPodから流れてくる曲に再び涙が溢れ出てきました。

曲は、m-floの『Yours only,』です。

 

天国に旅だった恋人に向けた歌ですが、歌詞のところどころで、息子に重ねてしまうところがあり、涙無しでは聞けませんでした。

I will dedicate this love to you
あなたはこの心の中で永遠に生き続ける
無限に続く時の中でいつまでも愛しているから
I’ll never say good-bye

たとえ生まれ変わっても
何も変わらない そして限りなくあなたを愛する

I will dedicate this life to you
私はあなたの夢を胸に抱いて生きてゆく
無限に続く時の中でいつかめぐり逢うその日まで
I’ll never say good-bye

私も主人も、毎朝、就寝前、それから食事の前に息子に向けてお祈りを捧げています。
そして、いつも娘を見守っていて欲しいと、娘の保育器の中に、息子の写真を飾っています。

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▲葬儀が行われた日、初めて写真を持って行きました。娘も分かっているのか、息子の写真に手を伸ばしていました。

呼吸の状態が落ち着いてくれたのも、ここまでこれたのも、息子が守ってくれているからだと信じています。いつもありがとう。

そして11月11日、カンガルーケアが再開しました!
体重は1705gになったので、前回抱っこした時より200gほど増えており、その分さらにずっしり感じました。

口からほのかにミルクの匂いを漂わせ、ぴったりと私の体にくっついたり、時々声にならない声で、「ぐうう」と泣いたり(まだ大声で泣くことは出来ません)。幸せな1時間を堪能しました。

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▲私にぴったり寄り添うコアラのような娘。しばらく、私の胸元にチョップし続けていました(笑)

次のステップは、チューブを使わず、自分の口から母乳を飲む(吸う&飲み込む)ことです。
まずは哺乳瓶、その後私の胸から直接、という順序になるかと思います。
現在は、「吸う」の練習のため、おしゃぶりを使って、ちゅっちゅさせています。

ドクターによると、「食事をとる楽しさを知ってもらうことが大切」のようです。

あとは、そろそろ洋服デビューもさせたいということでした。
通常サイズの洋服だと大きすぎるので、未熟児専用の洋服を選んできてねとのこと。
11日の夜病院に行った時は、早速、産着を着させてもらっていました♪

未熟児用の服はなかなか探すのが大変そうですが、待ちに待った洋服デビューなので、一生懸命探したいと思います!


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  1. こんにちは。以前コメントさせて頂いたなつみです。
    娘さん、大きくなりましたね。双子の下の娘も1714グラムで生まれたので、あ~、あのくらいの重さか、と思いだしました。
    でも娘さんは(私の娘と比べて)大きく見えますね。骨とか、しっかりしてそうです。
    私の娘は2300グラムくらいで退院となりました。入院はちょうど1か月だったと思います。
    心身ともに疲労が蓄積されているかと思いますが、どうか、お身体をご自愛くださいね。

  2. 再びコメントありがとうございます♪ 実はさらに、体重が2キロにまでなりました^^ おっしゃるとおり、抱っこするとずっしり感じるので、骨がしっかりしているかもです!
    いつもご心配いただきありがとうございます!! また温かいパワーを分けてください♪

  3. なつみです。

    こんにちは。娘さん、2000グラムになったんですね!!すごいです。
    お二人にとっては、ここまでは長ーい長ーい道のりだったと思います。
    ご自宅で家族そろってクリスマスをお祝い出来れば良いですね(*^-^*)

  4. ありがとうございます!はい、そうなることを願います♪ それは何よりのクリスマスプレゼントです*^^*

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