新年を迎え、娘に嬉しいサプライズがありました!
まずは、体重が3kgを超えたこと(厳密には、2015年中に超えていましたが、若干の前後がありました)。
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1/4時点の体重は、3,220gです!
▲姉からもらった黄色の洋服がよく似合っています。
もうひとつ。
入院して以来ずっと変わらなかった保育器の位置が、「退院が近くなったら移動させるからね」と言われていた、より入り口に近い方に移されました!
▲たくさんのお友達に囲まれて。まもなく5カ月を迎える娘は、一人、大先輩です(笑)。
それまで娘のベッドの位置は、「より大きな器具を必要とする、比較的重症患者向け」の一番奥の部屋でした。
息子が亡くなった直後、「ここだと辛いでしょう?」とソーシャルワーカーが気を遣ってくれ、保育器ごと別のエリアに移すことをナースに提案してくれましたが、当時は、娘が使っている人工呼吸器の装置が重すぎて簡単には動かせなかったため、「できない」という判断でした。
初めのうちは、息子がいたはずの場所に他の赤ちゃんがやってきて、特にそれが双子だったりすると、なんとも言えない暗い気持ちになり辛かったですが、時間が経つにつれ慣れてきて、他のお母さんたちと会話する余裕も生まれました。
そして、数週間前に、「退院が近づいたら、保育器の位置を入り口側に移すからね」と宣言されていた通り、1/1の夜に娘に会いに病院へ行き、いつも通りNICUの一番奥の部屋に向うと、談笑していたナース、ドクターらから、「娘さん、あっちに移ったわよー!Happy New Year!!!!!」とテンション高く教えてもらいました。
▲NYに遊びに来ていた大学の後輩からもらった
絵本のプレゼントと共に
この日を待ち望んでいたので、嬉しいです。
退院まで、残された課題はあと少し。
今日はその辺りについて、書いていきます。
1. 未熟児網膜症の進行が止まるか?
前回のブログでも書いたとおり、残念ながら娘の未熟児網膜症は再発してしまい、2回目のレーザー治療を受け、それでも改善されないので、冷凍凝固治療というものを受けました。
本当は手術を受ける予定でしたが、手術室が空いていないという理由で、まずは冷凍凝固治療を試してみることになったのです。
治療直後、ドクターは「手応えがあった」と言っていましたが、12/31の検診で、「左目に進行が見られるので、週明けの再検査で状態を確認し、次の治療を検討する」という非常に辛い結果を打ち明けられました。
もうここまで来ると、手術しかないのか…と、私と主人、日本から来ていた姉と3人で、涙を伴う暗い2016年の幕開けとなりました。
せっかく娘の体調は良くなってきていて、私たちから見ても、「退院まであと一歩」であることは明らかです。
でも手術となると、また人工呼吸器がよりサポートの重いものに変わるでしょうし(今使っている一番軽いものに戻るまで数日〜数週間かかることもあると思います)、何より、小さな体にかかる負担が大きすぎます。
一歩どころか、数歩も後退し、命の危険だってあるかもしれません。
体が小さいから全身麻酔はかけられないでしょうし、いくら目に麻酔がかけられていると言っても恐怖は拭い切れないはずです。意識がある大人とは違い、赤ちゃんにとって、それがどれほどの負担か…考えただけでも恐ろしいです。
しかし、幸い1/3に行われた再検査で、「若干進行が遅れてきている」という結果になり、すぐの手術は免れました。
来週半ばにもう一度検査を行い、そこで早急に手術が必要かの判断が下ると思います。
どうかこのまま、進行がピタリと止まってくれ、手術の必要がなくなれば…と願っています。
2. 哺乳瓶で飲める量を順調に増やせるか?
嬉しいことに、徐々に哺乳瓶で飲める量が増えてきました。
一昨日は、1回あたり40ccを1日で2回も飲めたそうです。
哺乳瓶からきちんと飲めること(ゆくゆくは私の胸から直接飲めるようになること)が退院の一つの条件でもあるので、このまま飲める量が増えたら、ぐっと退院が近づきます。
カテーテルを入れているので、ミルクを入れると、通常よりも逆流しやすいそうで、時々、顔を真っ白にし、唇も紫になり、ひやっとすることもありますが、概ね良好に来ています。
やはり一番の懸念事項は「目」なので、このまま落ち着いてくれることを、願うばかりです。
▲1/1に撮影。
次はお家で年越しだね!
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