娘の退院に関し、お祝いコメントやメッセージをお送り頂いた皆さま、ありがとうこざいます。
改めて、とても多くの方に支えられていることを実感しました。
いよいよ通院がスタート!
▲早速通院が始まりました。移動中は、
酸素ボンベをベビーカーに乗せます。
この半年、ブログで情報発信を続けてきたので、直接面識のない方からも連絡を頂く機会がありました。
同じくNICU通院で頑張っていらっしゃる方、すでにNICUを退院され子育てに励んでいる方、残念ながら私と同じように出産前後でお子さんを亡くされた方。
とても多くの方が、それぞれの思いや経験を語ってくださいました。
なかには、涙なしには読めない辛い経験も含まれていましたが、どの方のコメントやメッセージも最後はポジティブな言葉で締めくくられており、「母の強さ」を感じるばかりでした。
微力ではありますが、私たち夫婦と娘の経験が、同じくNICU生活や、ご自身・ご家族の病で闘っていらっしゃる方の力になれば……常にそう思いブログを更新してきたので、連絡を頂くたびに、ああ、この方に届いて良かったと、嬉しく思っていました。
▲病院の待合室にて。未熟児という情報から、小さい子を想像していたのか、ドクターに「ぽっちゃりね」と褒められ(?)ました笑
退院から1週間が経過し、早速6件の通院をこなしました。
今日は退院してからの出来事について、あれこれと。
4日で6件のアポ
生後半年にして、ビジネスマン並みのアポをこなす娘です(笑)。
退院から1週間(4営業日)で6件のアポ & 2回のナースによる自宅訪問。
私はお付きの人となり、ボス(=娘)の身の回りの世話をしています(笑)。
「社長! 本日は2件のアポが入っております!」と遊びながら(笑)。
基本はタクシーで移動していますが、距離によっては、徒歩や地下鉄を使うこともあります。
▲「これは、わらちゃんのものだニャ?」と
妹のカーシートを専有する姉・わらび
▲地下鉄デビュー。どこでもスヤスヤ。
最初の1週間は、「小児科」「外科(G-tubeの検診)「眼科」「心臓」「OT(occupational therapy)& PT(physical therapy)(母乳を口から飲めるようになる&成長に必要なトレーニングを行うセラピー)」の6つの病院・セラピーに行きました。
▲初回は現状を知るための検査を受けます。
(写真は、OTによる検査一例)
OTでは、「口から母乳を飲めない」という問題に対処するため、口の周りの筋肉を鍛えるトレーニングを行っていきます。
PTでは、成長に必要な様々な身体トレーニングを教えてもらいます。
娘のように週数が早く産まれてきた未熟児の多くは、肺に問題を抱えていることから、肩で呼吸をする傾向があり(=呼吸困難気味)、その結果としていつも肩が強張り、緊張状態にあるそうです。
実際娘も、いつも肩に力が入っています。
こうした強張りをとってあげるためのトレーニングだったり、ハイハイするための筋力トレーニングだったり……。近い将来に向けた、さまざまな身体トレーニングが予定されています。
OTとPTはセットになっており、これから5月まで週に2回通い続けることになりそうです。
再び目の手術の可能性が浮上
以前、未熟児網膜症の進行が止まらず、硝子体手術を受けたことをブログでご報告しました。
【育児記録16】未熟児網膜症治療のため硝子体手術を行いました(左目) : Purple and the City
その時は、 左目だけ手術を受けましたが、先日の目の検診で残念ながら右目も網膜剥離が進んでいることが分かり、再び手術の可能性が浮上してきました。
もうひとり別の眼科医にセカンドオピニオンを取り、最終的な方針を決めることになります。
退院数日前までは、「両目とも網膜剥離が治まってきている」という話だっただけに、今回の診断はとても辛いものになりましたが、ここで踏ん張らなければ娘の視力に直結してくるので、気を落とさず、方針の決定を待ちたいと思います。
生後6ヶ月は、ついに自宅で……!
これまで「生後◯ヶ月」はずっとNICUでお祝いしてきましたが、いよいよ自宅でお祝いできる日がやって来ました!
主人に、美味しい美味しいNYチーズケーキを買ってきてもらい、猫のわらびもと皆でお祝い!
▲炎の先にぼんやり浮かぶ、悪党風わらび