4/5、娘が6カ月のNICU生活を終え、自宅に戻ってきてから2カ月になりました。
生まれた瞬間からNICUにいたので、「戻ってきた」という表現が正しいのか分かりませんが、お腹の中にいる間過ごした自宅に帰ってきたので、「おかえり」の意味を込めて、「戻ってきた」を使っています。
▲おかえり、ぷにぷにちゃん♡
そして4/5は、愛する姪の1カ月の月命日でもあります。
亡き姪に捧ぐ : Purple and the City
1カ月前、娘が無事1カ月乗り切ったことを感謝している時に、姪の訃報を受けました。
娘が、姪の尊いいのちを受け継いでいけるよう、必ず守り抜きます。
(姉からも以前、そう言ってもらいました。それが、私が姉家族にできる一番のことだと信じて。)
今日は、近況についてのご報告です。
酸素吸入器を外すためのトレーニングが始まった
娘は肺の機能が完全ではないので、酸素吸入器を必要としないと、どんどん体内の酸素値が下がっていってしまいます。
「心肺」と言われるように、人間が生きていく上で、心臓と同じくらい大切なのが「肺」です。
なので、肺に不安を抱える娘にとって、酸素吸入器は欠かせません。
けれどいつまでも頼ってばかりいるわけにはいかないので、少しずつ酸素吸入器を取るためのトレーニングが始まりました。
幸い、先週撮ったX線で肺の状態が良くなってきていることが分かったので、昼寝の間だけ、酸素を肺に送り込む「空気圧」のレベルを下げています。
(※通常時は、「1/4」の空気圧で酸素を入れていますが、昼寝時は、「1/8」にしています。)
寝ている間は使うエネルギーが少ないので、多少は無理をしても大丈夫なようです。
実際様子を見ていると、空気圧を下げても、劇的に体内の酸素値が下がることはないので、このまま様子を見て問題がなければ、起きている間も「1/8」に下げていくのだと思われます。
そしてさらにレベルを下げていき、目指すは、酸素吸入器を外すこと!
▲肺の機能を良くする薬を入れているところ。
おー、こりゃ良い良い! と満足気です。
ところで、主人がメガネを変えました。
私のビザの関係で、12月までに一度国外に出なくてはいけないので、なんとか年内には酸素吸入器が完全に外れ、日本で暮らす家族も一緒に、近場の国に行けたらいいなと思っています。
(気付けば、2014年の12月から一度もアメリカを出ていませんが、全くホームシックになる気配がない私です……)
母乳を飲むためのトレーニングも継続中
娘は、口から母乳を飲むと、一部が胃ではなく、気道(肺)に入ってしまうという問題を抱えているため、『G-tube』という器具をお腹に入れ、そこから母乳や粉ミルクを投与しています。
【育児記録16】未熟児網膜症治療のため硝子体手術を行いました(左目) : Purple and the City
しかしこちらも、いつまでもG-tubeに頼っているわけにはいかないので、口から食事を摂る特訓を続けています。
初めのうちは、私の胸に口をつけるのを全力で拒否していましたが、最近では、娘がお昼寝から目覚め、頭がぼーっとしている時にパクっと咥えさせると、おしゃぶりと勘違いするのか、問題なく吸えることが分かってきたので、「勘違い作戦」(と、私は呼んでいます)から始め、少しずつ慣れさせています。
今日のセラピーで、次は哺乳瓶を使った練習をしてみましょう、という話になったので、来週のセラピーまでに購入する予定です。
▲母乳セラピーの写真は載せられないので(笑)
Physical Therapyのようすを。
ようやく、寝なくなりました!
以前は、セラピーには通訳が同席していましたが、最近ではつかなくなりました!!
セラピストが、私にもう必要ないと判断したようです。
ニューヨークに来て、もうすぐ2年。まだまだ英語には苦戦していますが、それでも、多少は話せるようになってきたみたいです(涙)。
時々わけがわからなくなり、「オムツはどこ?」と聞かれて、「My diaper(オムツ)?」と返しナースを爆笑させたり、「娘にオムツはかせてもいいですか?」と聞いていたつもりが、主人いわく、「私はオムツが似合いますか? と言ってたよ」と、意図せず爆弾発言していたりするみたいですが……(笑)。
▲頂きものの知育トイを使った自宅トレーニング。
私も一緒に英語の歌を勉強中!
今はごまかして、ふんふんふん〜♪ と歌ってます。
木曜日は、目の定期検診があるので、状態が悪化していないことを願うばかり。
これからもマイペースに頑張ります!