フィリピン 仕事 英語

セブ島に3週間語学留学に行ってきました

本日1/20、32歳になりました! 誕生日祝いの温かいメッセージやコメントをいただいた皆さま、本当にありがとうございます。

大学を卒業し、会社に入った日のことは昨日のように思い出せますが、気づけば私も社会人10年目。

今は会社勤めをやめフリーランスになり6年目になりますが、これからのライターとしてのキャリアを考えたとき、NYにいる以上はやはり英語を使った取材はこれからもっと求められるだろうし、自分としてもどんどんやっていきたい領域なので、英語力強化のため、12月に3週間、セブ島に語学留学に行ってきました。

台湾経由でセブ島へ!

幸い夫は自宅で仕事をする機会も多いので、娘の面倒見るよと言ってくれ、ありがとう! 行ってくるよ! と台湾経由で旅立ったのであります。


結婚、妊娠、出産してから長期の一人旅は経験したことがなかったので、なんだかソワソワしながらも、台湾の空港から一歩外に踏み出した瞬間、なんとも言えない幸福感と充実感に包まれました。そうだ、私に必要だったのはこの時間だと。色々な人から「よく決断したね」「子どもと離れるの辛いでしょう?」と聞かれましたが、たしかにそれは辛いけれど、一方で退院してからの2年、一日も娘と離れたことがなかったしある意味緊張の連続の毎日だったので、そこから解放される時間が必要だったのだと感じました。
夫と相談し、今後も年に1回は一人旅を続ける予定です。

台湾は1日だけ滞在し(その間にタクシーにiPhoneを置き忘れ、ホテルのフロントの方、警察、そして優しすぎるタクシーの運転手さんの協力を得てなんとか取り戻すという事件も起こったのですが。皆さまに感謝!)翌朝3時半起きで、フィリピンはセブ島へ向かいました!

▲台湾で泊まったホテル。トイレにドアがない…! 2人で泊まっている人どうするんだ(笑)

選んだのはマンツーマン留学のFEA

セブ島は日本から近いこともあり、私の周りでもいろいろな人が留学に行っているのをよくFacebookで目にしていました。
個人的には短期間で効率よく学習したかったのでマンツーマンレッスンに絞って探したところ、ありましたありました。桐原書店と提携している日系のFEAという学校です。
グループレッスンが受けられる別の校舎もあります。

私が選んだFEAのセブプレミアム校は宿泊先のホテルの最上階が学校になっているので、超便利。セブ島は道を渡るときに、バンバン行き交う車を自分の手で止める必要があるので実は結構怖く……。
命がけといったら多少言い過ぎかもですが、でも先生からも「地元の人でもよく事故に遭う」と言っていたので、それくらい危険です。

ランチ時や授業のあと夕食に行くとき、近くのショッピングモールに行くときは道路を渡っていましたが、学校に行くために外に出る必要がないのはありがたい!

▲徒歩圏内にある巨大ショッピングモール「アヤラモール」。先日大きな火事があったそうですが無事復旧したとのこと。よかった!

▲アヤラモールで仲良くなった可愛すぎる店員さん!

ホテル内ということもあり、昼休みや授業と授業の合間に部屋に帰っている生徒さんもいました。

▲宿泊部屋。広いベッドで一人ゴロゴロ。贅沢な時間です!

初日にレベルチェックテスト

マンツーマンということもあり、授業は完全にカスタマイズできます。
初日にリスニング、ライティング、リーディング、スピーキングテストがあるので、そこでレベルチェックを行います。
私は「中級」という結果でした。とはいえ、当時いたメンバーの中ではかなり話せていた方だったので、全体的にFEAに来ている生徒さんは「英語初心者」の方が多い印象です。

年齢は、一番若い子が中学1年生(お母さんと一緒に留学)、それから15歳が二人。彼らは冬休みを利用して友だち同士で来ていました。その時はいませんでしたが、赤ちゃん連れ留学で来る方もいるそうです。

上は65歳くらいの方が二人。お子さんが結婚して海外に行ったので会いに行った帰りにヨーロッパ旅行したいから、これからの人生を目一杯海外旅行に使いたいから、などの理由でいらっしゃっていました。
20〜40歳代の外資系勤めの方も多かったです。皆さん、仕事で使う必要があるけれど英語が得意じゃなくて…という感じでした。

他の生徒さんとはかなり仲良くなって、よく夕食食べに行っていました。火鍋に、近所の日系ケーキ屋さん(残念ながら閉店? 移転? する予定と言っていました)、シーフード食べ放題レストラン(残したら罰金…!)、名物料理「ポークリチョン」などなど。

私は3週間いましたが、なかには会社を辞めて4ヶ月学びに来ました! という強者も。彼女は将来ハワイで仕事をしたいらしく苦手な英語を克服しに来たと言っていました。かなり仲良くなったのでクリスマスイブは一緒にちょっと遠出しでシュノーケリングを楽しみました♪

今回私が語学留学をした目的は、今年1月(もう終わりました)と3月に控えている、カンファレンス取材@ラスベガスでしっかり話せる&理解できるようになることだったので、ビジネス英語中心でカリキュラムを作ってもらいました。私専用時間割は以下のとおり。

・1時間目:フレーズ(ビジネス、ホテル、レストランなどで使える言い回しを一通り学ぶ)
・2時間目:リーディング
・3時間目:文法
・4時間目:リスニング(TedやYouTubeなどを使い自分の興味のある分野の話を聞けるようになる)
・5時間目:ライティング(ビジネスメールの書き方など)
・6時間目:ビジネス(商談や取材のロールプレイング)
・7時間目:ボキャブラリー(ビジネス関連の単語中心)
・8時間目:ビジネス(ビジネスの場で使えるフレーズを学ぶ)

8時間目を担当してくれる先生が、生徒一人ひとりの「担任」になるので、何かリクエストがあればここで伝えます。
私も毎日のように、「もう少しリスニングで使う動画のテーマをIT寄りにしてほしい」「ビジネスクラスの内容をロールプレイング中心にしてほしい」などリクエストを出していました。

生徒は全員日本人なので、一人で来ても全然寂しくないところもよかったです。
ただ一方でどうしても授業以外で日本語を使ってしまうので、完全に英語漬けにできないところがもったいないな……という感じはありました。

毎週金曜日は卒業式の日!

金曜日には卒業生を送り出す「卒業式」があります。
卒業生はここで一人ずつ英語でスピーチをします。
頑張って暗記して臨む人もいれば、紙に書いてきたものを読み上げる人もいました。
せっかくならここは頑張って暗記して臨みたいところですね(←偉そうに笑)。
私も何回か練習して、覚えきれなかったところはアドリブで乗り切りました!
こういう緊張感があるのはいいですよね。

クリスマスを挟んだので、クリスマス前には先生主催のクリスマス会もありました。
フィリピンの人たちはとにかく歌うことと踊ることが大好き。
私も全員の前で歌いました(懐かしのバックストリート・ボーイズ!!!)。

あとはダンスしたり、英語を使った伝言ゲームをしたり、先生たちのお手製ご飯を食べたり。私たちからはFEAの名前入りケーキをプレゼントさせていただきました! 最後はこの日で退職してしまう先生と、涙涙のお別れ…。

授業はこんな感じの、割りとこじんまりとした個室で行われます。

先生たちは8割が若い女性なので、まあ元気いっぱい。しかも男性の先生含めとにかく仲が良いので、授業がない先生たちは、講師控室で歌うわ大声で話すわ(笑)。教室までよく聞こえてきました(笑)。
ちょっとそこが気になることもありましたが、それも含め先生たちの熱気を感じる毎日で、こちらも元気をもらえます。

どの先生もどうしても独特のアクセントがあるので、そこが気になる人もいるかもしれませんが、私はNYにいる以上いろいろなアクセントの英語を聞き取る必要があるので、むしろ良かったです。

それにしてもフィリピンはとにかく飲食代が安い!
たらふく食べて飲んで、若い人にご馳走しても一人日本円で1,500円も払えば美味しいご飯&お酒が、お腹いっぱいいただけます。
もちろん中にはもう少し値が張るお店もありますが、全体的に安い上に超美味しい!
フィリピンの人たちはあまり野菜が好きじゃないらしく、若干野菜不足に陥ることはあるのでレストランで野菜を見つけたらとにかく必死で食べます(笑)。日本人好みの味付けのお店が多かったです。

そしてビール。サンミゲル・ピルセン。完全に恋に落ちました。多分滞在中50本以上は飲んだんじゃないでしょうか。

レッドホースというアルコール度数6.9%のかなり強いビールもあるのですが、そちらよりピルセンの方が好みでした。

そうそうお約束のJollibeeにも行ってきました。スパイシーチキンの本当にスパイシーなこと。
パスタとチキンのセット…! あとフィリピンの人はお米が大好きなので、何かとライスがセットになっているメニューもいろいろとありました。

肝心の英語は話せるようになった?

劇的に話せるようになったかどうかは、正直なんとも言えないですが、留学後すぐにラスベガスのカンファレンスに行きそこでいくつかセッションに参加しましたが、「おお、聞き取れてる聞き取れてる」という手応えはありました。
ただ、一対一での会話になると、まだ聞き漏らしてしまうことも多く、もっと勉強する必要がありそうです。ちなみにこちらが最後に手渡された成績表です。

FEAはリピーターの方も多いらしく、私も滞在中何人かリピーターの方とお会いしました。
私はどうかな…機会があれば行ってみたいかな…うーん、悩ましいです。

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