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【育児記録58】全身麻酔をかけて視力検査&飲み込みのテストをしました

今週はとても忙しい1週間でした。いつものように写真中心でご報告していきます。

 

視力検査→メガネを作ることが決定!

前回のブログで、全身麻酔をかけて視力検査をすることが決まったとお伝えしましたが、今週月曜日に突然眼科医から電話が来て、「急ですが金曜日に検査します」と連絡がありました。

当日は全身麻酔をかけるので、それに向けていろいろ準備をしてほしいと言われ、急にバタバタと動き出した私たちの予定。

まずはかかっている小児科、呼吸器科のドクターからそれぞれmedical clearence(健康診断書)を書いてもらい、提出することが義務づけられたのでそれをこなしました。
呼吸器科のドクターは先日会ってきたばかりなので、特にアポは必要ないかなと思い、テキストメッセージを送ると(こちらは自分の個人携帯の連絡先を教えてくれる先生もいます)、フォームをくれれば書いて受け付けに渡しておくから取りに来て欲しいと。

1ヶ月以上会っていない小児科の先生はさすがに直接お願いしなきゃだと思い、急いで電話でアポの予約を取り、水曜日に行ってきました。

これでひとまずの準備はOK。

あとは前日、検査の8時間前から絶食(水はOK)、2時間前からは水もNGを守り、当日指定された病院へ行きます。

▲グランドセントラル駅にて

検査当日来てくれたのは、いつもお世話になっている網膜の専門医と目全般を診てくれている眼科医の二人。
急遽決まったので、それぞれの通常の診察の前に入れてくれたようで、検査は朝7時〜になりました。ありがたい……。

そして朝4:30と普段だったら家族全員夢のなか(特に娘は大体朝10時起きです……)に起き、支度をして病院へ向かいました。

到着し登録作業を終えると、控室みたいなところに通され、検査開始に向けた準備が始まりました。まずは現在の健康状態、今までに呼吸が止まったことがあるか、過去に全身麻酔をかけたときに何らかの反応があったかなどの確認をされ、その後、熱がないかの検査。

ちなみに娘はインフルエンザにかかった以外、退院してから一度も熱を出したことはありません。ありがたい。

それから用意しておいたガウンに着替えてね、と。

ライオンになりました。

よかったら靴下も履いてね、と。

靴下を履いたライオンになりました。

そのあと何度か目薬をさします。娘号泣。夫が娘を抱っこしている間、私は、超早口の麻酔科の先生の説明を必死に聞きました。

そうこうしているうちにナースさんが、麻酔が効くまで娘さんのそばにいてほしいからと手術着? を持ってきました。

それまで着たことがなかったので、「これって服の上から着るのでいいのかな?」と質問する私に、「いや、服着てなかったら困るでしょ」と冷静に返事する夫。

確かにちょっと透けちゃう素材なので、娘のサポートに来たお母さんの、あんなところやこんなところが透けてたら……「あんた、何でこの状況でセクシー路線で来た!?」ってなるわなと、一人後から大爆笑。失礼しましたー!

ということで、洋服を着たまま上からすっぽり。娘と記念撮影。給食当番を思い出します。

繰り返し目薬。大人三人がかりで拘束。

ここで私は気づきました。ん? 娘、何かがおかしい。

……えっと……麻呂?

気づかないうちに付けられていたこちらのマーク。どっちの目を検査するか分かるように、ドクターがつけていったとのこと。
両目を検査するので両目にあるようです。

疲れて寝てしまった麻呂娘と、スリーショット。夫の謎のキメ顔が気になります。

そして時間になったので、私と娘はナースさんに連れられて処置室へ。

娘を横たえるとすぐ、ナースさんが数人がかりで娘の口にマスクを当てました。ここから麻酔が出るようです。娘をあやしながらその様子を見ていたら涙が出そうになってきましたが、ここで泣いたらナースさんを困らせるだけだ……とすごい形相になりながら必死にこらえること数秒。

娘は少しぐずったものの、あっという間にウトウトし始め、大きなあくびをして寝てしまいました。ここで私の出番は終了。

夫が待つ控室へ戻ります。

それから20分くらいしてドクターが出てきました。いつもお世話になっている網膜の専門医です。

結果は、「右目は95%は網膜剥離は治っていますね。特に視力に関係する中心部が剥離していないので、視力は維持できると思います。左目の方は残念ながら、今の時点では視力は望めないですが、治療をすることで逆に悪影響が出たらイヤなので、近いうちに何らかの治療は考えていません」と。以前から聞いている話と、特に大差ない内容でした。

検査の話が終わると、「この夏は息子がパンダ見たいって言うから、フィリピンに行った帰りに中国に寄ってパンダを見るんだ〜! パンダ・パンダ〜!」といつもと変わらぬ陽気な様子でどこかへ消えていきました。

続いて、目全般を見てくれる主治医もやってきて、「メガネ作れますよ!」と念願の一言。検査の結果、右目は+7〜8という強い遠視だということが分かりました。

左目の方は見えていないので本当は度を入れる必要はないのですが、遠視用のレンズを通すと目が大きく見えるので、左側だけ度を入れないと、そちらが小さく見えてアンバランスになってしまうという問題が起こります。なので、左目の方も遠視用レンズを入れて、左右の目の大きさのバランスを取ることになりました。

話し合いが終わり、娘が待つ部屋へ行きます。着くとまだ気持ちよさそうに寝ていました。気道を確保するための筒が口に入れられています。

NICUにいた頃を思い出す懐かしのモニター。

それから15分ほどして突然娘が、ムクッと起き上がりました。よかったーーーーーーー。
検査が決まってからめちゃくちゃ緊張する日が続いていたので、ホッと一安心。
前日は怖さでどうにかなりそうだったので、気持ちを落ち着けるためにも、仕事するしかないと原稿を書きまくりました。

当日も極度の緊張で吐きそうになりながら病院まで行ったので、娘が起き上がったようすを見て安心したのか、途端に感じる空腹。
ナースさんが気を利かせて持ってきてくれたクッキー3袋は、5分もかからず完食しました。

娘、一度起きて夫の腕の中に移動したものの、「まだ眠いでちゅ」とまたスヤスヤ。

しばらく経ってからナースさんが、「まだ体内に麻酔が残っているので水分を入れたいんだけど……」とお水を飲ませてみようとするものの、娘、石になったフリで全力拒否。

あとで触れますが、いまだに娘は口から入れる食べ物・飲み物を嫌っています。最近覚えた、下唇をキュッと中に入れる、「もう口に何もいれないでくだちゃい」の顔。

その後、いくつかの検査をクリアして合格になったので無事に帰路につきました。
家に帰り、半日ぶりの食事。

ナースさんからは少しふらついたりするかもだから気をつけて、と言われていましたが、その心配をよそに遊びまくる娘。元気で何よりです。

1年ぶりに飲み込みの検査を実施

視力検査の前日には、約1年ぶりとなる飲み込みのX選検査を行いました。

▲検査前はご機嫌でしたが……

もともと口から飲んだミルクが肺に入っている疑いがあり、肺炎予防のために胃ろうを装着することになった娘。
胃ろうを取るには、「液体が肺に入らなくなったと確認が取れること」「自分の口からしっかりものを食べられるようになること」が条件でしたが、今回も前回同様、検査に必要なバリウムをまったく飲もうとせず、検査は断念。

担当医と話し合い、ひとまず食べられるもの、飲めるものから始めてみて、咳き込んだり、湿った音がしたり、明らかに様子がおかしくない限り、少しずつ量を増やせるように頑張ってみましょう、という方針に変わりました。

結局はいくら肺に入らなくなったと確認が取れても、口から1日に必要な栄養を摂取できなければ、いつまで経っても胃ろうを外すことはできないので、まずは「食べられるようになること」を最優先にしていくようです。

今のところ、いちごヨーグルトとパンプキンスープはまあまあ好きなようで、多いときには10口くらいは食べられるようになりました。
もう少し時間はかかりそうですが、地道に頑張っていきたいと思います。

(本日のおまけ)
視力検査のあとに帰ってお昼ごはんを食べてから、今度は、猫のわらびの定期検診に行ってきました。

▲どこに連れて行くニャ。

電車&外出が大嫌いなわらび。久しぶりの外出にかなりお怒り気味です。

そして検査。ドクターが診察室に入ってわらびを一目見るなり、「overweight、体重は?」と(汗)。

端的にいうと、「太りすぎ」と診断されたということです(涙)。確かに以前から、この子ちょっとふくよかかしら? なんて思ってたけど、「でもほら毛フサフサだから……毛よ毛!」とだましだましやってきたんですね。そこを思いっきり、「いや、太ってますから」と医者に一刀両断されたときの衝撃……! 今晩からご飯減らそう…ね…(涙)。

その後にワクチンと血液検査を受け、受付で可愛すぎるワンコに囲まれてから帰りました。



長い長い一週間がようやく終わろうとしています。今夜はビールで乾杯です。

(おしまい♡) 

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