前回から随分と間が空いてしまいましたが、いろいろと変化がありましたので今日はそのあたりまとめてご報告させていただきます。
まずは3ヶ月前の8月、無事娘が3才になりました。いつも応援いただきましてありがとうございます。11月には念願の七五三のお祝いもできました。
私は日本で、夫と娘はしばらくNYで暮らすことになりました
実は今年の1月に、NYから日本に戻ってきていました。NYに帰るかどうするかという話もあったのですが、私は自分の意思で東京に残り働くことを決め、夫はNYに戻り、それぞれの生活がスタートしました。
昨日まで娘も日本で暮らしていたのですが、長い時間をかけ夫と話し合った結果、娘もしばらくNYに行くことになりました。
一番の理由は、娘が抱える数々の障害を乗り越え、将来的に自立して暮らせるよう、障害児向けのリハビリが充実しているNYでしっかり教育を受けさせたいと考えているからです。
日本に帰ってきてから、NYにいた頃と同じ水準のリハビリを受けられるサービス、施設をたくさん探してきました。どれだけ多くの方から情報提供をいただいたかも分かりません。ただ調べれば調べるほど、視力、摂食、知的障害と複数の問題を抱えている娘が、なかなか私たちが理想とする形でリハビリを受けるのは日本では難しいと分かりました。
▲渡米前に再度脳波の検査を受けたところ、少してんかん波の値が上がっていることが分かりました。もう少し様子見で大丈夫らしいですが、主治医によると投薬治療も検討していくとのことです
娘はもう3歳ですが、いまだに医者からは知的レベルは1歳未満の度合いだと言われています。まだ自分の名前すら理解していなければ、話すことも、食べることも、自力で階段を昇り降りすることも、1秒とじっとしていることもできません。他の子供に関心を示すこともなく、月に2回通い始めた特別支援学校のなかでも、娘の発達が遅れているのは明らかです。
将来を考えたとき、どうしたって私たちは娘より先立つので、大人になった娘が少しでも自立できるように、脳の85%が完成されると言われている5歳になるまでに、私たちが娘にやれることは全部やりたいと思っています。
そこで、夫と相談し娘をNYに戻すことに決めました。NYでは娘のような障害児を平日毎日サポートしてくれるプリスクールがあります。
障害の度合いにより個別にカリキュラムを組み、専門家が代わる代わる症状に合わせてサポートをしてくれるそうです。そこに通わせてみて、娘の状態がどれほど改善するか試してみたいと思っています。
▲まだまだ課題だらけですが、夏にはコップでお水を飲めるようにはなりました。すごい進歩です!
本当に渡米したばかりなので、この先どうなるかは分かりませんが、うまくいくようであれば長期でNYでリハビリに取り組むことも視野に入れています。
▲家族と一緒に空港まで見送りに行ってきました。
これは正直かなりのチャレンジですし、勇気のいることです。私自身、年単位で娘と離れて生活することにやはり抵抗はあります。
昨日は娘と夫を見送り、家族と食事を終えた後自宅に着くと、涙が止まらなくなりひどい酸欠で頭が割れるんじゃないかというほどの頭痛との戦いでした。いつの間にか泣き疲れて寝てしまったようですが、突然連絡が取れなくなったと心配した母が夜中に自宅まで駆けつけてくれました。親の愛には本当に感謝するばかりです。
思った以上にダメージが大きく、今になってもひどい頭痛は治まらず気持ちも落ち込んでいるのですが、私らしく前を向くためにはこれしかないと今一生懸命ブログを書いて気持ちを奮い立たせているところです。(書いている間にどんどん力が湧いていくるところが、ブログの有り難いところです)
なんとかNY生活で、娘の状態が良くなることを願うばかりです。私は年明けにNYに行く予定です。それまでの辛抱ですが、娘も母親に会えないなかで頑張るので、私も頑張ります。
▲姉が3歳の頃の私と娘を並べてくれました。似ている…かな?(笑)
わらびが来るのは来年まで延期になりました
猫のわらびはまだNYの友達の家にいます。本当は11月に日本に戻ってくる予定でしたが、もろもろの手続きの関係で来年まで延期になりそうです。(今時期については検討中です)
私の心配はよそに、すっかり自宅のように友達の家でくつろいでいるようです。愛情をたっぷり注いでもらって幸せなわらちゃんです。よかった。
でもね、わらちゃん。勝手に人様のお鍋に入ってくつろいではいけませんよ!(笑)
おしまい♡