LITTLE PUMPKINを立ち上げたフリーライターの公文紫都(くもんしづ)です。LITTLE PUMPKINは、「ポジティブ&ユニークな子育て」をテーマにしたブログメディアです。(※以前は独立したサイトとして運営していましたが、2017年3月よりPurple and the Cityのコンテンツになりました。)
日々子育てを楽しむためにいろいろな工夫をされているママ・パパ、またポジティブな子育てを支援する方などへのインタビューを中心に、子育に関するありとあらゆる情報を扱っていきます。メディアの内容については、『LITTLE PUMPKINとは』のページをご参照ください!
ここではLITTLE PUMPKINを始めた経緯と、今後メディアをどうしていきたいかお話させていただきます!
なぜLITTLE PUMPKINを始めたか
私は2015年8月に不妊治療の末、NYで男女の双子を出産しました。妊娠〜出産までは大変なことの連続で、妊娠21週で切迫早産になり自宅安静。それから緊急入院を経て、妊娠23週6日で帝王切開により双子を出産しました。
子どもたちが生まれた時の体重は、女の子が570g、男の子が630g。超低出生体重児と呼ばれる状態で生まれてきた二人は自力での延命は難しく、すぐにNICU(新生児集中治療室)に運ばれ、治療が始まりました。
生存率50%以下と言われる過酷な状況の中、残念ながら息子は生後13日で天国へと旅立ちました。娘は奇跡的に助かりましたが入院期間は6ヶ月に及び、1歳6ヶ月になった現在も目が見えない、口から食事を摂ることができない(胃ろうを装着)、1歳5ヶ月でようやくハイハイできるようになったものの、いまだに一人でお座りもつかまり立ちもできない、そんな状態が続いています。
私の育児については個人ブログで綴っておりますので、興味ある方はご覧ください!(自分で言うのもあれですが、かなり前向きで楽しいブログです笑)
娘のように特別なケアを必要とする子どもに対しNYのサポートは手厚く、私たち家族は日々助けられてばかりですが、これから娘が成長していく過程を考えるとやはり不安になることもあります。
このまま目が見えないままだったら幼稚園、小学校はどうするのだろうか。
そもそも目が見えていない状態でどうやって言葉を教えていくのだろうか。
いつか娘が物心つき、「目が見えない(または将来手術を必要とする)」現実を知ったとき受け入れてくれるだろうか。それでも生きるって楽しいと思ってくれるだろうか。
万が一娘が受け入れられなかったとき、私は母としてどんな心のケアをしたらいいのだろうか。
いわゆる健康な子どもとはまるで事情が違うので、これから自分たちで調べ実践していかなければいけないことが山ほどあります。
娘の成長に必要な情報を収集したい。それがメディアを始めた一つの理由ですが、そうした特殊な情報に限らず私自身もっと子育てを楽しみ、ワクワクした気持ちを娘に届けたいと、世界中のママやパパ、また子育ての周りにいるいろいろな方にお話を聞けるよう、”ポジティブ&ユニークな子育て”をテーマにしたメディアを立ち上げました。
子育てにまつわるもの、特に読むだけで元気になるような”ポジティブ & ユニークな子育て”を実践している方、またそうした子育てを支援されている方・団体・企業、親からポジティブ&ユニークな子育てをされてきた方へのインタビューに力を入れていきたいと思います。
ユニークと言っても、「修行のために子どもを一人で山奥まで行かせました!」みたいな難しすぎることは取り上げません(笑)。
「へーこういう考え方があるんだ! おもしろい!」という発見だったり、「これなら私もできるかも」と少しの工夫で取り組めそうなこととの出会いだったり。
とにかくいろいろな方に、「子育てって大変で難しいものだと思ってたけれど、こんなにおもしろいんだ!!!」「もっと肩の力抜いていいんだ!」「このアイディア取り入れてみたい!」と感じてもらるような、そんな”ワクワク”をお届けしたいと思っています。
ポジティブなアイディアは子育て以外でも生かせると思うので、パパ・ママに限らず幅広い方に楽しんでいただけるメディアにしていきたいと考えています。
LITTLE PUMPKINが目指す先
子育ては正解がないからこそ悩み、「これで良いのだろうか……」と落ち込んでしまうこともあります。私も日々分からないことだらけで、時々どうしたら良いんだーーー!! と叫んでいます(笑)。
でも、突破口が見つからないとモヤモヤしている時間はもったいない! そう思うことにしました。
仲の良いママ友と話をするだけでも、たくさん知らなかった情報をもらい元気になれるので、これをもっと色々な分野の人に広げていったら、それはきっと素晴らしい情報源になるはず!! そんな思いを胸に、とにかくたくさんの方にお話を聞いていきたいと思います。そしていただいた素敵な子育てアイディアを、LITTLE PUMPKINを通じて発信していきます。
それらの情報は私に限らず、他のママ、パパ、そしてその方々のお子さんにとってきっと素晴らしい「ギフト」になるはずです。(このメディアでは頂いたアイディアや知恵を、「ギフト」と呼んでいます)
LLTTLE PUMPKINは子育てに関する情報を欲している方に、”目からうろこ”の素晴らしいアイディア=ギフトを提供できると信じています。まずは身近な方からお話を聞いていきますが、将来的には世界中のママ、パパ、そして有識者の方からもたくさんのアイディアをいただきたいと思っています。
個人で始めたメディアなので、読者の皆さまからご意見をいただきながら改善できるところはどんどんしていく予定です。ぜひお気軽にご連絡ください。
また、「この方取材してみたら?」といったご提案や、「子育てにオススメのこんなグッズあるよ」「うちはこんなユニークな子育てルールを決めて家族で取り組んでいます!」などの情報提供も随時お待ちしています。(ご連絡は『お問い合わせ』ページ、または当記事の最後にあるコンタクトフォームよりお願いします)
LITTLE PUMPKINは、英語で赤ちゃんに話しかけるときに使う愛称です。その名の通りまだヨチヨチ歩きのメディアですが、皆さまのお力をお借りしどんどん成長していけるよう頑張りますので、応援いただければ嬉しいです!
どうぞよろしくお願いいたします!
「猫の日(2/22)生まれのわらびです。よろしくお願いしますニャ。 byわらび」
公文紫都 &アシスタントわらび